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認証翻訳


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はじめに

認証翻訳とは?

認証翻訳とは、ドイツの国家試験に合格し、州高等法廷より公認を受けた翻訳士が正確性および完全性を保証する翻訳を指します。

主に日本語の公的証明書をドイツの官庁などに提出する際に必要となります。例えば法人口座の開設には商業登記簿謄本、国際結婚には戸籍謄本および婚姻要件具備証明書、EU運転免許証への書き換えには日本の運転免許証の認証翻訳が求められます。

逆にドイツで届け出た婚姻や出生、ドイツで取得した資格や免許などの証明書を日本の省庁に提出する際に認証翻訳を求められることもあります。

フォーマット

認証翻訳は、特に指定がない限り以下の三点よりなっています。

  • 翻訳文(原文のレイアウトを可能な範囲で反映させています)
  • 認証文(翻訳の正確性および完全性を署名と押印で保証する文面です)
  • 翻訳対象のスキャンのプリントアウト

上記三点をホッチキスで綴じ、裏面に割印を押して、ページを入れ替えられないようにします。


認証翻訳に必要な書類・情報

翻訳対象のスキャン

注意:複数枚にわたる公文書の場合、ホッチキスを外すことも「改変」にあたります。後続のページは、先行するページを折り返してスキャンすることをお勧めします。

見積もりを作成する時点で翻訳対象のスキャンが必要になります。

また当該スキャンを基に翻訳を作成し、プリントアウトして認証翻訳に添付しますので、以下の条件を満たすことをご確認ください。

  • 原本の全てのページが含まれている(アポスティーユなど翻訳対象外を含む)
  • 記載されている全ての文字が判別可能である(印影や細かい印字、手書き文字に注意)
  • 原本がカラーの場合、スキャンもカラーである
  • 用紙端が見切れていない

上記条件を満たすのが難しい場合はご相談ください。

原本のサイズがA4を超える場合は、ご申告ください。

翻訳対象の原本(必要に応じて)

翻訳を認証する際、基となった書類の類型(原本、コピー、電子書類など)を明記する必要があります。

経験上、原本を提出先に提示することができる限り、コピーに基づいて認証することで問題はありません。ただし個別のケースにおいては、提出先から原本に基づいて認証することを求められることもあり得ます(詳細は提出先にご確認ください)。このような場合にのみ原本の提供をお願いしています。

こちらで判断はしかねますので、コピーに基づいた認証が受理されるかは事前に提出先までお問い合わせください。コピーに基づいた認証翻訳を発注された場合、この点は問題とならないことを提出先に確認済みであると理解いたします。

大切な書類ですので、書留で郵送されることをお勧めします。 また郵送されたくない場合、ピックアップの際にご提示いただくことも可能です。

原本は納品時に返却します。

ご住所

インボイスに記載するため、ご教示ください。

固有名詞の読み/表記

日本語原文
人名・地名の読みをご教示ください。消滅している市区町村名(例:祖父母の出生地)やヘボン式によらないローマ字表記(例:外国語の人名・地名)にご注意ください。

加えて商業登記簿などに記載されている社名・肩書・人名のローマ字表記と既に名刺やウェブサイトなどで使用されているローマ字表記を統一させることを強くお勧めします。既に使用されているローマ字表記がある場合、恐れ入りますがご教示ください。なお当該固有名詞をドイツ語には未翻訳であっても英語に翻訳済みの場合、ドイツ語表記を英語表記に合わせることも可能です。例えば日本語の「代表取締役」はドイツ語に直訳すると「vertretungsberechtigtes Vorstandsmitglied」となりますが、英語版の名刺で「President」としている場合、ドイツ語も併せて「Präsident」と表記することも可能です。

ドイツ語原文
人名・地名のカタカナ表記で指定がある場合はご教示ください。特に提出済みの書類で特定の表記を使用している場合、同表記を使用し続けることを強くお勧めします。
消滅している市町村名(例:祖父母の出生地)に関しては、現在の名称および必要に応じて現在の国名をご教示ください。
「通常」のドイツ語式と異なる発音もご教示ください(例:ローマ字表記「David」、ドイツ語式「ダーヴィッド」、英語式「デイヴィッド」)。

納品方法の指定(ピックアップ/郵送)

ピックアップ
ご都合のよい日時を2-3ほどご提案ください。

郵送
インボイス宛先住所と異なる場合、郵送先住所もご指定ください。

アポスティーユの扱いに関する指定

書類に英文のアポスティーユ(公印確認)が添付されている場合、独訳は可能ですが認証は和文独訳のみが対象です。アポスティーユも翻訳の必要があるかは、提出先にご確認ください。

ドイツ連邦共和国の官庁が発行するアポスティーユは、通常ドイツ語で発行されます。この場合はアポスティーユの翻訳も認証が可能です。

認証文でアポスティーユの添付を記載する必要がありますので、翻訳が不要であったとしても、恐れ入りますがアポスティーユのスキャンをご提供ください。

その他の指定

提出先によっては、認証翻訳にコピーではなく原本を綴じ付けるなど特殊な対応を求められる場合があります。万全を期すためには、事前に提出先にご確認の上、発注の際にお知らせください。


認証翻訳の流れ

1.正式発注・受注

メールのご発注で結構です。同じくメールにて受注確認をお送りします。

2.お支払い

別段の取り決めがない限り、請求書を発行しますので指定口座へお支払額を全額前金でご送金ください。納品は入金の確認後としますので、送金の所要時間にご注意ください。

3.翻訳

所要時間はスケジュール次第ですが、目安として戸籍謄本および婚姻具備要件証明書から成るセットの場合は2-3営業日の計算です。郵送の所要時間はこの限りではありません。

4.納品

別段の取り決めがない限り、納品は入金確認後とします。

ピックアップ
指定の日時に以下の営業住所までご足労願います。
Krefelder Str. 11, 40549 Duesseldorf

最寄り駅Nikolaus-Knopp-Platz、U75/M2/828/833等
無料の路上駐車スペースあり

ピックアップのみの場合、所要時間は5分弱です。

ピックアップの際に原本をご提示いただく場合、当該原本をお預かりし、発注の際にご提供いただいた電子版コピーと照合した後に認証を行いますので、所要時間は約15分です。

郵送
原本をお預かりしている場合、書留郵便(投函式)にて認証翻訳・原本・インボイスの三点を郵送します。

原本をお預かりしていない場合、普通郵便にて認証翻訳・インボイスの二点を郵送します。